この1週間で、アイス・バケツ・チャレンジが世間を賑わせています。
私がこの支援を知ったのは、お盆で金沢に帰省している時でした。
車で見ていた夕方のニュースで、アメリカで支援の輪が広がり
オバマ大統領が指名され、支援金も数億集まったというものでした。
そして、日本のALS患者の女性が取材に応え、
「日本でも支援の輪が広がって欲しい」と願っていました。
他の患者さんたちも、「ようやくこの時が来た」と
ブログで歓喜していました。
しかし、日本のメディアは、氷水を被ることをおもしろおかしく報道し
どの有名人が誰を指名したかという部分に焦点を当てました。
案の定、賛否が起き、とうとう本筋からズレはじめていますよね?
あるALS患者さんがこう訴えています。
これまで 日本ALS協会の先輩患者さん達がALSという病気を説明して
支援を訴えても、関心を持ってくれる人は少なく
寄付活動をしても集まるお金も微々たるものだった。
つまり世の中の多くの人達が無関心だったという事です。
そういう環境の中でも、患者・家族・医療・介護・研究者は頑張ってきたのです。
今、日本人が、その環境(支援運動)の芽を摘んだら
もう2度とこういう流れは起こらないかも知れません(ブログより一部抜粋)
だから、黙って寄付しても意味がないんです。でも、本質を見失わないように。
日本ALS協会のHPはこちら。
http://www.alsjapan.org/-article-706.html早く、治療法が見つかりますように!未来を信じています。