久々に映画にいきました。
ALSで闘病中のアメリカのギタリスト
ジェイソン・ベッカーのドキュメンタリー。

17歳でデビュー。20歳で大物ミュージシャンのツアーに抜擢されるも
その頃、ALSを発症。夢をつかみかけた直後のことだった。
本人も周りも、彼に何が起こっているかわからず進行も早かった。
天才と言われるほどギターがうまかったジェイソン。
でも、病気がわかってからあっと言う間にギターを持つことさえ
できなくなった。だからといって、人生を諦めた訳じゃない。
呼吸器をつけてから、その苦しみから解放され現在も20年以上、
闘っている。。今は、目で作曲し、音楽雑誌にコラムを書き
10代の頃の彼を崇拝し会いに来るファンと会う。
話せるときに話し、自分の意志を即時に伝えることが当たり前だと思って
いるけれど、どんな状況になってもコミュニケーションを取ることを
やめてはいけないんだよ。
時間は限られている。それを無駄にしてはいけない。
「僕は神様じゃないよ」と、言いながらも彼の生きる姿勢は
たくさんの人に勇気を与えるであろう。