アカデミー賞の主演男優賞を受賞した作品、
博士と彼女のセオリーを観に行ってきました。

その演技は素晴らしく、本当にホーキング博士に見えたし
本当のALSなのではないかと思うくらい迫真の演技!
ただ、妻の感情のない淡々とした態度が、見ていて感情移入しづらかった。
この妻は、彼を人として愛したのではなく、
才能あふれる博士として愛したのではないかと感じました。
映画そのものは、結婚式や子どもを授かるといった人生の喜≠フシーンは
粗い画像で演出しているところは、よくあるパターンで目新しくはなかったのですが、
ホーキング博士が研究テーマとしている時間≠ニカラダを奪われる自分の時間≠
対比させているところは、おもしろかったです。
時間を巻き戻したい…博士の思いに共感しました。