「アリスのままで」
50歳で若年性アルツハイマーを患う大学教授を
ジュリアン・ムーアが演じアカデミー賞を受賞。

リチャード・グラッツァー監督は、この映画を企画した直後、
ALSと診断されたそうです。パートナーに、「何がしたい?世界旅行?」と
聞かれた監督は「映画を撮りたい」と答えたそうです。
撮影は1日も休まず、最後は右足の指でipadを操作しながら
指揮を執っていたといいます。
アカデミー賞授与式の2日前、呼吸困難となり病室で中継を見守った20日後
帰らぬ人となったのです。
日本のALS患者の呼吸器装着率は約30%ですが、
欧米では、わずか2〜3%しかないそうです。
日本は世界一、ALS患者の呼吸器装着率が高いそうです。
そして、周りが協力してくれ、しあわせに暮らしている患者さんもいっぱいいるのです。